"できる人"になる
担当教員吉村英俊 | 所属経営情報学科 | 専門分野中小企業経営、地域産業政策 |
ゼミの内容
ゼミのテーマは『新事業開発』です。
みなさん方は、会社に入って、新しい事業を立ち上げたり、問題を解決したりすることが求められています。ここで必要なのは、"知識"と"センス"そして"ハート"です。ゼミでは、この3つをバランスよく、実践的に学んでいきたいと思います。
ゼミ生はこんなことができるようになる!
ゼミでは、特定の分野の"エキスパート"を目指すのではなく、事業をオーガナイズする"プロデューサ"を目指したいと思います。そのためには、好奇心と俯瞰する力、スピード感が必要です。ゼミの中でさまざまな機会を提供したり、実務に関する話しをしたりしますので、自ら気付き、センスを養うきっかけを掴んでほしいと思います。
また豊かな人生を歩むためには、"志"や"生き方"が必要です。会社の"経営理念"に相当するものです。10年後20年後の"ありたい姿"を考えてほしいと思います。
ゼミ生 (OG?OB) の内定先
メーカー、マスコミ、イベント、IT、流通、人材派遣、不動産、金融機関、地方公共団体など
ゼミ生の声
民間企業や地方公共団体の実務経験を持たれ、またコンサルティングも行っているので、"会社とはどんなところなのか""社会人はどんな生活をしているのか"など、実務の視点からさまざまな話しを聞くことができます。
このゼミを目指す人の推奨履修モデル
とくに推奨履修モデルはありませんが、大学では"基礎"をしっかり勉強して下さい。"応用"は会社が教えてくれます。そういった意味から、「経営戦略」「マーケティング」「組織論」「会計学」「経営分析」は必須です。また「経済基礎」「統計」「英語」「プログラミング」も勉強することを勧めます。さらに民法や労働法といった法律の基礎的な科目や、諸外国の生活文化や政治経済に関する科目も勉強した方がよいと思います。
ゼミの活動内容
会社では、パワーポイントを使って10分程度で報告する機会が多々あります。そこでゼミでは、これから何かを起こしそうな"技術"や"ビジネス""企業""産業"を調査?発表してもらい、ライフスタイルへの影響やビジネスの可能性について、みんなで意見交換します。また働くことをイメージし、動機づけを図るために、市内の企業や公的機関を毎月訪問します。
卒業研究では、「興味がある事業のビジネスプラン」もしくは「今後成長が期待できそうなビジネスや産業の将来展望」を考えてもらいます。
ゼミで使用している「テキスト」や「おススメ本(漫画も含む)」
みなさん方に期待されているのは、「新しい事業を企画し実行し成果を出す」ことです。そのためには、時代のトレンドを掴み、さらに近未来を予測する必要があります。例えば、次のような書籍を読んではいかがでしょうか。
- 「2030年の第4次産業革命」尾木蔵人、東洋経済、2020
- 「2030年すべてが「加速」する世界に備えよ」ピーター?ディアマンディス他、NewsPicksパブリッシング、2020
- 「2040年の未来予測」成毛眞、日系BP、2021
ゼミ指導教員の担当授業
- 「地域と国際」(1年次:基盤科目)
- 「中小企業論」(3年次)
- 「事業計画論」(3年次)
- その他:「入門演習」「基礎演習」「専門演習Ⅰ/Ⅱ」「卒業研究A/B」「ものづくりマネジメント論(地域創生学群:2年次)」