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北九州市立大学

株式会社ファーストリテイリング勤務
経済学部
経済学科
【2016年3月卒業】
佐々木 真緒さん
【山口県下関商業高等学校出身】
  • 学生時代に学んだことや
    現在のお仕事で役に立っていることは?
     私は経済学部でしたが、基礎科目として、経済学以外の分野も学べたことがとても楽しかったです。 今でも印象的なのは、『もしも今、日本にゴジラが出没したらどのような防衛体制が築かれるのか。』というテーマでプレゼンテーションをした「教養としての平和学」の授業です。先生に質問に行ったり、様々な書物を調べながらシミュレーションしてプレゼンテーションの準備をしました。社会人になって、今の日本ではどのようなシステムでゴジラを倒すか?という題材になっている実写版ゴジラの映画を観て学生時代を思い出しました。
     大学では特に「プレゼンテーション」と「数字を見る」点についてよく学ばせてもらったと思っています。 入学してすぐの授業から、チームになって興味のある分野を調べ、それをプレゼンテーションで発表する場やゼミでも予習したことをプレゼンテーションしながら学んでいくスタイルで、どのようなスライド、話し方が人に関心を持ってもらえるのか、などを実践で何度も考えて繰り返した経験は、糧になっていると思います。実際に研修や、店舗で店長をしていた際にも、人の前に立って話すときに大学で学んだ上記の内容が活かされていました。「数字を見る」については、ゼミでデータ分析を教えてもらい、どのように数値を見るか、その見方は本当に正しいのか、仮説をもって数値をみれているか、という視点を身につけることができました。店舗で働いていた際には、商品やお客様の動向と関連する数値、本部に来てからは、様々な研修などに対するアンケート回答をどのようにレビューすることで次の研修に活かせるかと見たり、考えたりする際に役に立っています。
  • 現在のお仕事を選択されたきっかけは?
     きっかけは、大学内で行われた企業説明会の中にファーストリテイリングがあり、お話を伺った際に一つの会社でいろいろなことを経験できる、海外に挑戦することができる、ということがとても魅力的に感じたからです。最後に色々な会社と比較検討したときに、自分自身がやりたいと思っていることとマッチしている、そして、日本だけでなく世界で良い方向に向かって変革をできる会社だと感じて入社を決めました。
  • 現在の職業についての内容や
    やりがいを感じるところは?
     現在は本部中途入社者、店舗から本部への異動者、新任LDへの導入研修プログラムの実施、店舗と本部への言語教育などに携わっています。一人ひとり、キャリアを積み上げてきた方が店舗から本部、もしくは中途入社で新しい環境となったときに、ファーストリテイリングがどのような会社で、どのような価値観を大切にしているのかを色々な側面から伝えることに大変さを感じます。一方で、研修後にプログラムを通じて色々な部署と繋がりをもって活躍されている姿をみたり、ファーストリテイリングの価値観と自分自身の大切にしている価値観の重なりに気づけたという声をもらえると、やりがいを感じます。また、言語教育については、今後どれだけテクノロジーが発達しても、ファーストリテイリングは更なる成長のために人と人とのコミュニケーションを大切にしていくという点で、会社の大切な要素を担っている仕事だと思っています。英語を学ぶだけでなく、日常生活、実際の業務で話す機会をどんどん作っていくために環境を整えることは非常に大変ですが、社内で実施している英語試験の受験者数や提供している言語学習システムの利用率で増え、日々、英語などの言語学習に取組んでいる社員が増えていることが数値としてあらわれると次はどのように進めていこうかわくわくした気持ちになります。
  • これからの将来について
    目標や目指していることは?
     本部に異動してから、ファーストリテイリンググループの様々なブランド、部署と関わる仕事をしてきました。 ユニクロの店舗で働いていた時以上に、グループブランドすべての力を結集させることの大事さを感じています。 ファーストリテイリングが社会にとって必要な会社であると思っていただけるように、数値と現場を確認して、社内社外を巻き込んで各ブランドがもつ課題の解決、成長のエンジンとなれるようにより経営に沿った仕事をできるようになることを今は目指しています。
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