比較文化学科の五月女先生のゼミ(日本美術史ゼミ)で研修旅行が行われました。五月女先生に旅行の目的と内容を紹介していただきましょう。
日本美術史ゼミでは、毎年、夏休み期間に研修旅行を実施しています。これは、実際に作品を見てもらい、写真のみでは充分に確認することができないスケール感や質感?色彩、さらには、仏堂における安置の様子などを理解してもらうことを目的としています。
今年度は、9月24日(水)~26日(金)に京都?滋賀?奈良に赴きました。詳しい日程は下記の通りです。
24日(水)の午後スタート!京都の宇治平等院総門前に集合、国宝の鳳凰堂を観覧。また、平等院ミュージアムにて国宝の雲中供養菩薩像や、鳳凰堂の一角を再現した部屋などを観覧しました。
25日(木)は、滋賀県立美術館にて特別展「おさんぽ」展や所蔵名品展示室を観覧。担当学芸員さんに特別展のコンセプト等について大変丁寧な御解説を賜りました(ありがとうございました!)。その後、京都に戻って、三十三間堂にて千一体の千手観音像や二十八部衆立像を観覧。次には、京都国立博物館にて特別展「宋元仏画」展へ。これでもかと展示されている名品の数々は圧巻でした。
26日(金)は奈良の興福寺を拝観。国宝の阿修羅立像をはじめとする八部衆立像などが国宝館に露出展示されていて、ゆっくり堪能しました。ゼミの同級生や先輩と目的地までの移動手段を確認し、時には道に迷いながらたどり着き、そして、国宝や重要文化財等の名品の数々を、日本美術史学を勉強する仲間と一緒に見ることの楽しさを体感するという大変有意義な機会となりました。
写真からも楽しそうな研修の様子が伝わってきますね。
.png)
.png)
(低解像度).png)
.png)