人間関係学科の教育課程?教育方法の特色
基礎科目の履修
人間関係学科の基礎となる専門基礎教育科目(全11科目)に関しては、1年次に学び、人間の存在、行動、発達を社会環境や自然環境などの関連において総合的に学習します。
7つの専門領域のいずれかに重点をおいた履修
2年次以降は、「心理学」「社会学」「人類学」「環境学」「教育学」などの専門領域について、講義だけでなく、実験?実習や演習によって研究?実践の方法を学びます。
●教育行政学演習/子ども、若者の学びや生活に関わる権利保障、学校を中心にした教育制度の問題を考えます。
●子ども環境心理学演習/子どもと子どもを取り巻く環境(遊び場や居場所等)との関係性について質的にアプローチします。
●ジェンダーの社会学演習/ジェンダー研究の視点から様々なことがらについて調べ、考える力、発信する力を身につけます。
●自然人間関係学演習/人間社会を取り巻く環境のなかでも、人と自然との関わり方に着目し、自然環境を人文学的に研究します。
●実践(スポーツ)心理学演習/運動やスポーツへの実践をテーマに、心理学的?生理学的側面へ与える影響について学びます。
●社会学演習/現代人の人間関係や意識や文化の裏側に隠れているある種のルールを発見することを目指します。
●社会心理学演習/対人認知、集団における人間関係、リーダーシップなどの社会的行動について学びます。
●生涯教育演習/人間の主体形成のプロセスや市民活動の展開?支援について研究します。
●人類学演習/フィールドワークによって、人の文化的?自然的適応について研究します。
●認知心理学演習/知覚、記憶、思考、問題解決など、人間の認知の働きについて学びます。
●発達心理学演習/時間の経過に沿って人間に生じる生理的?身体的?精神的な機能の様々な変化を学びます。
●臨床教育学演習/児童虐待、不登校などの問題を取り上げ、その理解と解決方法を探究します。
●臨床心理学演習/人の不適応や障害の成り立ちと、その援助について学びます。
●言語?学習心理学演習/読書などの言語活動や言語発達、教育と学習について心理学的観点から学びます。
取得できる免許?資格等
指定された科目を履修することによって、
■中学校教諭一種免許状(社会)及び高等学校教諭一種免許状(公民)
■認定心理士の資格
■社会教育主事の任用資格
■博物館学芸員の単位修得証明書
■社会教育士の資格(社会教育主事の任用資格)
を得ることができます。